被保険者間の「交差責任担保」とはどのようなことですか?

「交差責任担保:被保険者相互間の交差責任担保条件」とは、複数の保険対象者(被保険者)が共同で仕事を行う事業を、1保険契約で引き受けるときに、その業務中に被保険者間で起きた損害事故も補償することです。

たとえば、複数の事業者や団体が共同で事業を行うときに、交差責任担保の特約や条項が設定されていると、被保険者である企業や団体間のお互いの法的賠償事故も個別に保険対象とすることができます。

従って、建設事業やイベント事業全体に賠償責任保険を契約するときなどは、交差責任担保の条項や特約が付帯されている確認は重要となります。